ノベリストバトン

ぅおーーーい、もう一ヶ月以上も書いてないよ! いくら何かと忙しかったからといって放置にもほどがある!
とりあえず溜まった本の感想でも放出していけたらいいですね。希望は希望であり未定です。


潮実綾苑さんから回していただきました。ここから直リンするのはバイヤーなのでどうすればいいのか。

>あなたの書く文章は難しくて、けれどインパクトがあって考えさせられるよ朝井さん。
それは時に、書いてる本人が一番意味が分かっていません。ありがとうございます。


・小説を書いてどのくらい?
10年ちょいぐらいでしょうか。解りません。


・処女作はどんな話だった?
どれが処女作だったのだろう…。恐らくこういう場合の処女作というものは、初めて完結させたもの、と定義した方がいいでしょう。何せ中学時代の朝井はアホほど厨設定と厨文を量産しておりましたので、記憶が曖昧です。
確か複数の己と対話する話。主人公の自己言及的な臨死体験の話だったような気がします。これ以上詳しく説明すると私が憤死します。


・どういった話を書くことが多い?
二次創作なら軽いヤンデレ
一次創作は最近めっきりやってませんが、とりあえずギャルゲーを意識した話。
私の創作原理には常にギャルゲー文法が付きまとい、決してそこから逸脱した作品を書くことはできません。


・プロット(構成)は立てる派? 立てない派?
立てる時もありますが、立てたからといって書き終えるわけではありません。


・視点は一人称(主観的)と三人称(客観的)、どちらが多い?
一次創作なら一人称。何せ楽なもんですから。
二次創作なら三人称。どっちの感情も書けて便利なのですが、パラグラフごとに視点を分けているために苛々してきます。


・長編体質? 短編体質?
消去法で短編体質。
長編で書き上がったものは一つとしてありません。


・今までで長編、短編合わせて何本書いた?
散文を書き散らすクチなので、今まで書いたやつを全部覚えていたとしても数えることはできないでしょう。


・今まで書いた話でお気に入りを3つ。
つってもなあ。
ここでタイトルを言うってことは、要するに、あれだ、挙げたやつを参照できるっていうのが条件ですよね。
それを除いても、一作たりとも気に入ったものはありません。基本的に大抵のものはゴミバコに遠慮無く捨て、パソコンのものは削除削除、フロッピーが使えなくなろうと、ハードディスクがイカれようと全く気にしません。
だってどれも面白くないし読み返すと寒いし、それを快感とできるほど私はマゾではありません、むしろサドだ!


・話を書くにあたって、自分なりのこだわり、ルールは?
あるって言ったら、何だか偉そうですよね。


・書いている時はBGM有り? 無し?
以前まではありましたが、今は無し。だって台詞回しが歌に引っ張られるもので。


・これから挑戦したい話や世界観、目標等。
特にありません。書きたい時に何か書きます。
強いて言うなら、世界観の狭い自己言及から脱却したい。私は十年かけてもただの主人公の独り言からストーリーを進展させられないのが情けなくて堪りません。
あと、本読み属性を獲得してからこちら、「自分でないと書けない話」なんてものは存在しないし、「自分ならもっとうまく語れるだろう」という物語もなかなか存在しない、ということを骨身に感じるようになり、オリジナリティがほぼゼロな自分の無力感に打ちひしがれています。当面はこの無力感から脱却することが目標でしょうか。
しかし最も乗り越えるべきことは、私には表現したいことも、怒りも、執念もないという絶望かもしれません。


・憧れる作家さんを3人。
これはバトンの内容から、書き手として憧れる、でいいのでしょうか。
スティーヴン・キング東野圭吾、あとジャン・ヴォートラン。
前二人は自分から出るものを自由自在にコントロールできる感動もののエンタメ神。ヴォートランはとても絵画的で映画的で、適度なイカレ分を与えてくれます。
ベスト3には入りませんが、ロバート・ゴダードの緻密さ、ドナルド・E・ウェストレイクの軽みなんかもかなり真似したい所存です。


・次に回す素敵なノベリストを5人。
我こそはノベリスト、という方は持って行くがありがとうございます。