近況

仕事が忙しいのと同人サイトなんぞ始めていたせいで丸投げになっておりました当ブログでございますが、またちょっとずつ更新していければいいなと。 何が言いたいかといいますと、同人サイトの日記で語ってることの半分はこっちで語ればいいじゃない的な。ゲ…

2007年のプレイしたゲーム

あまりにも放置が過ぎるので、とりあえず今年プレイしたゲームをmixiから、コメントをつけて再録いたします。 今年は色々な動きがありました。一番でかいのは、XBOX360を二台も買っちまったことです。そしてXBOX360のために無線LANを買い、テレビまで買っち…

川上弘美「あるようなないような」

あるようなないような (中公文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/10/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (84件) を見る なんとも不思議な味わいのあるエッセイ集でした。 らしいといえばらしい、のか…

最近

衛星放送だとほぼ毎日映画をやってるので、よい機会だし、と最近は一週間に3本くらい見るようにしているんですが、映画ってテレビで見るのつらいですね。 ながら作業ができない。ずっと画面に釘付けになってないと、何が起こってるのか把握できない。 更に…

この季節は

熱い緑茶がうまいですね。うまいです。 寝る前に5杯くらい飲んで午前5時に尿意をもよおし、まったく開いてない目で便所の扉に激突ですわ。 痛えんだよバカ。ふざけんな。 と言いましても無機物に早朝から怒鳴る私の方がふざけているわけであって、天に唾、立…

町田康「くっすん大黒」

くっすん大黒 (文春文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05/10メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 51回この商品を含むブログ (170件) を見る 町田さんの小説は初読。 明け方にトイレ行きたくなって目が覚めて、ついでにテレビつけたら…

ひかえめである

何がって、このブログのテンションが。 その理由はいくつかあって、そのひとつに「あんま誰も見てない」という気楽な感覚があって、まあ別にいつも無理してはしゃいでいるわけではないのだけど、ふつう人間ってえのは大概の場合素であって*1、当「おやすみメ…

加納朋子「ガラスの麒麟」

ガラスの麒麟 (講談社文庫)作者: 加納朋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/06/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (65件) を見る 世界はとうの昔に、修復不可能なほどに歪んでしまっている。理不尽な死も不条理な生も、甘ん…

メモ

買い物メモなんか付けて、「おれこういうほん読むんだぜ」っていうなんらかの宣伝と「この本のかんそうをいつかやるよ」という予告以外、全体何の役に立つんじゃあ、と思っていた時期がありました。 普通に何読んだか覚えておくためにすごく有用でした。何読…

石崎幸二「首鳴き鬼の島」

首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア)作者: 石崎幸二出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (56件) を見る 「父親なんていなくてもいいから、逃げちゃおうかな」 <ダブルミーニング …

色川武大「喰いたい放題」

喰いたい放題 (光文社文庫)作者: 色川武大出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/04/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (31件) を見る ところがそれが、なんともヴィヴィッドで、かわいくて、貴重なものに見えて、生唾がわくほど…

しまった

禁萌えしたら何も書くことがない人生です。 萌えのない私に比べたら出し殻はまだいいですね。食えるし。

十六連勤で打ち止め

二十一連勤まで行って脳内麻薬出まくり大笑いする予定だったのですが、代休・振替で明日から休み、期せずして四連休です。 しかし何しよっかね。 強いて言うなら今日の夜「2001年宇宙の旅」を視聴するぐらいしかないですね。キューブリックキューブリック。

今日から

日記くさいことはこちらに書くことにします。 萌えっぽいことは、萌えていることがWWWの荒野に跋扈するポリティカルなクリーチャーに観測されるとちょっと困るものに今は萌えているので、適宜mixiに。しかし今までだって、mixiに日記くさいことはあまり書い…

ロバート・B・パーカー「失投」

失投 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐1))作者: ロバート・B・パーカー,菊池光出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1985/10/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る 「いいか、個人であるということは、謂わば奔放で恣意的なこと…

そろそろ穴倉から這い出してくる時期か

不義理をしている方々に重ねて申し訳ない。 それはさておき、今日で14連勤めだったように思う。 始業から終電までフィーバー。なんとなく疲れてきたような気がするが、別にへいき。

反省をする

新生ブログ帝国として稼働を開始した本ブログでありますが、やはりSNSという名のなれ合い空間からの離脱を試みるには些か新鮮みというものに欠けていたようです。 だって結局同じインターフェイスの同じブログだもんね。いっけねえ。というわけで反省しまし…

ノベリストバトン

ぅおーーーい、もう一ヶ月以上も書いてないよ! いくら何かと忙しかったからといって放置にもほどがある! とりあえず溜まった本の感想でも放出していけたらいいですね。希望は希望であり未定です。 潮実綾苑さんから回していただきました。ここから直リンす…

色川武大「百」

百 (新潮文庫)作者: 色川武大出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1990/01/29メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 24回この商品を含むブログ (33件) を見る 父親が死んだら、まちがいの集積であった私の過去がその色で決定してしまうような気がする。誰に対してま…

目黒孝二「活字学級」

活字学級 (角川文庫)作者: 目黒考二出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/08/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見る 自分語りと本の紹介は相性がいいのかどうかについて。ついても何も、そのことについて語るつもりは微塵もな…

渡辺容子「左手に告げるなかれ」

左手に告げるなかれ (講談社文庫)作者: 渡辺容子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/07/15メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (21件) を見る 「右の手でよいことをしても左手には教えるな。これはたぶん、よいことをするのはむつかしい、で…

筒井康隆「ヨッパ谷への降下」

ヨッパ谷への降下 自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/12/22メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 69回この商品を含むブログ (21件) を見る 朱女が八畳の間にいる。巣を背にしていてまるで彫刻のようだ。今…

北村薫「リセット」

リセット (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (111件) を見る 「時と人」シリーズ三作目。 スキップが「跳躍」、ターンが「繰り返し」、とすると今回は「経過」と…

原田宗典「はたらく青年」

はたらく青年 (角川文庫)作者: 原田宗典,タラジロウ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/04/25メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 99回この商品を含むブログ (6件) を見る 原田宗典の学生時代のバイト遍歴を綴ったエッセイ。 父親がギャンブルで破滅して…

恩田陸「光の帝国」

光の帝国 常野物語 (集英社文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/09/20メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (327件) を見る やがては風が吹き始め、花が実をつけるのと同じように、そういうふうにずっとずっと前か…

東野圭吾「容疑者Xの献身」

容疑者Xの献身作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 157回この商品を含むブログ (974件) を見る 「凡人が隠蔽工作をやろうとすると、その複雑さゆえに墓穴を掘る。ところが天才はそんなことはしな…

ホワイトデー

三日ほど屋外に放置した生のニシンをぶつけあうフィンランドの奇祭だという説を聞いたが十中八九口から出任せだと思われる。 ホワイトデーの皆様、メリーおめでとうございます。

マイケル・マローン「最終法廷」

最終法廷〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)作者: マイケルマローン,Michael Malone,高儀進出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る最終法廷〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)作者: マイケルマローン,Michael Malone,高儀進出…

内田百輭「冥途」

冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫作者: 内田百けん出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/12/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 54回この商品を含むブログ (50件) を見る 何という事もなく、ただ、今の自分が悲しくて堪らない。けれども私はつい思い…

川上弘美「溺レる」

溺レる (文春文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/09/03メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 27回この商品を含むブログ (160件) を見る 「死に日和ですね」 「ちょっと死に日和すぎて困ってしまいますね」 <何にオボレたいのか モウリ…